後半、ブラジルはパケタに代えてエンドリッキを投入し、攻撃の勢いをさらに強めます。
すると56分、左サイドからDFガブリエルが送ったクロスにカゼミーロが頭で合わせ、
ブラジルが同点ゴールを決めました。日本は最後まで体を張って守備を続けましたが、世界屈指の攻撃力がついに試合を動かしました。
66分にはブラジルがクーニャに代えてマルチネリを投入。日本も同じ66分に堂安律と中村敬斗に
代えて菅原由勢、鈴木淳之介を送り出し、流れを変えようとします。
さらに78分には鎌田大地と伊東純也に代えて町野修斗、田中碧を投入し、最後まで勝ち越し
ゴールを狙いました。
しかし、延長後半アディショナルタイムの96分、一瞬の守備の隙をブラジルは見逃しませんでした。
ギマランイスのスルーパスに反応したマルチネリが抜け出すと、冷静にゴールへ流し込み、ブラジルが2-1と勝ち越しに成功します。
日本は最後まで同点を目指して攻め続けましたが、ブラジルは高い守備力と試合運びでリードを守り切り、100分に試合終了のホイッスルが鳴りました。
日本は1-2で惜しくも敗れ、決勝トーナメント1回戦で大会を去ることになりました。
この試合では、日本は前半29分に佐野海舟の先制ゴールで優勝候補ブラジルを追い込みました。
守備でも組織的な対応を見せ、長い時間ブラジルの攻撃を耐え抜くなど、日本代表の成長を
感じさせる内容でした。
一方で、世界トップレベルの相手は一瞬の隙を見逃しません。カゼミーロの同点ゴール、
そしてマルチネリの決勝ゴールは、ブラジルの決定力の高さを象徴する場面でした。
試合後、森保一監督は「全力を尽くしたが負けて悔しい。レベルは上がっているが、
世界と戦うにはもっと努力しないといけない」と試合を振り返りました。
結果は悔しい敗戦となりましたが、日本代表は世界屈指の強豪ブラジルを相手に最後まで堂々と
戦い抜きました。この経験は、2027年プレミア12や次の国際大会、そしてその先のワールドカップへ向けて大きな財産となるはずです。

